
ストーリー★★★★(★4つ)
疲労度★★★★(★4つ!!)
10月2日にDVD発売記念につき、先行で鑑賞することになった。去年韓国で上映されているときから観なくちゃ、っていうか、観ようと思っていたのだが、かなりハードコアだと聞いていたので、正直ちょっとビビってしまい観ていなかった^^; だって、意外とだめのなのよ、グロ系サスペンス^^; 怖くて眠れなくなっちゃうから^^; で、今夜は思い切りました・・・T0T
ストーリーは・・・というと、
デリヘル嬢の仕出しを行っている元刑事のポン引き野郎のジュンホ(キム・ユンスク)。彼はいら立っていた。多額の金を持ち出したまま彼が囲っているデリヘリ嬢ふたりが接客しに行ったきり、行方をくらましていた。ところが、行方不明のデルヘリ嬢が乗っていた車を偶然、ソウルの街はずれの路地裏で見つける。なぜふたりは行方をくらましたのか? 売られたのではないか? そんな疑問を持つジュンホ。ふたりの行方を捜している夜、デルヘル嬢依頼の電話が入る。その発注相手の電話番号に聞き覚えを感じるジュンホ。「そうだ、この男に会ったきり、ふたりは行方をくらましている!」ということに気づく。しかし、時すでに遅く、その男の元に、デルヘリ嬢のミジン(ソ・ヨンヒ)を派遣してしまった後だった!! 慌てて、ミジンが行った後を追うジュン。しかし、ミジンはすでに電話の男ヨンミン(ハ・ジョンウ)と会ってしまっていた・・・。そして・・・!!
噂通り、めっちゃ汗かいてしまった。そして、観終わった後、あまりに緊迫してドット疲れてしまった。脳内にアドレナリンをすべて消耗しちゃったようなぐったり感・・・^^;
韓国はこの手のクライムストーリーが非常にうまい。
個人的に韓国映画にベスト3をつけるとしたら、絶対に入れてしまうだろう"殺人の追憶"という名作がある。雨の日に女性だけを狙う猟奇的な殺人事件を題材にした作品だが、これも緊迫感と切迫感満載で、それでいてザ・男義みたいなものもあって、非常に見ごたえがある作品だった。この"チェイサー"は、"殺人の追憶"と比較されて形容されることが多いようだ。確かに、現実に韓国で起きた大量殺人をモチーフにしているという点は共通している。でも、"殺人の追憶"は、あくまでも刑事ドラマタッチ。犯人は結局最後までわからない。
しかし、この"チェイサー"がおもしろいのは、犯人はしょっぱなに観ている側に、ハ・ジョンウ演じるヨンミンだと明かしてしまっている。というか、そこからスタートする。なんつーか、警察サイドも視聴している私たちも、すっかりヨンミンになめられている設定からはじまるのだ。
でもそれなのに、ドキドキが止まらず、どうしよう、早くぅぅぅぅぅ!!!という場面あり、握力常に全開で観てしまう緊迫感がある。この展開は意表をついておもしろかった。
さらに、ただ緊迫しているだけでなく、非常にスピード感もある。"チェイサー"(追撃者)という名前通り、ジュンホがヨンミンを常に追跡しい続けている。あのとにかくがむしゃらに走るのは、42歳(もっとおじさんだと思ったっ!!)のキム・ユンスクにはかなりハードジョブだったはずだ^^;
でも、韓国映画では若手に走らせず、この手のクォリティが高い映画は、おじさんが走るのだ^^; "殺人の追憶"では、ガンちゃん(ソン・ガンホ)が走りまくった(笑)。
しかし! かなり好きなハ・ジョンウだけど、怖い・・・。ハ・ジョンウが怖いんじゃなくて、ハ・ジョンウが演じた人が怖い・・・。なんか、後ろにいそうで、さっきから家にいても後ろを振り返ってしまう^^; あぁ、怖い怖い!!
もう、こういうの観ちゃうとホラーなんて全然怖くない。現実の事件だと思うから余計怖い・・・。あぁ、ハ・ジョンウのファンなのに、でも怖い・・・あぁ、アンビバレンツ・・・。夢に出てこないで、頼むからって感じT0T
でも、こんなにも怖いのに、引き込まれる。この吸引力に、怖がりな私も驚いてしまう・・・^^;
ある意味、まったく救いがない映画だ。事件だけの側面を観ればそうなる。でもラストシーンで、ジュンホの生き様がこの事件によって大きく変わったような気がしたのが、唯一この映画の救いになってくれたような気がして、ドキドキしながらそこでやっと息がつけたような気がした・・・。
あぁ、興奮して眠れなくなっちゃったから、明るいおバカなドラマを観てから寝ようっと^^;